英国出張記2012冬 (2012年1月21日~30日) | 英国雑貨専門店ブリティッシュ・ライフ

2020/04/12 22:46

 スコットランド(Scotland)限定?の英国出張は初めてのような気がします。アムステルダムからグラスゴー(Glasgow)までの上空は通過しましたけど、スコットランド以外の英国は1歩も踏み込みませんでした。今回の旅は8泊10日で、前半の2日はトレードフェアの視察。その後は全てレンタカーでの移動で、合計走行距離は514マイル(およそ822km)。出張中に宿泊したホテルにいるときは、ツイッターでつぶやいてみました。今回は到着翌日に新しい通信機器を購入したり、英国では初めてのカーナビに挑戦したりで、ちょっと新鮮な旅となりました。ちなみに写真は、エディンバラ(Edinburgh)のロイヤルマイル(Royal Mile)を、ホリルード・パレスから順にエディンバラ城まで16枚撮影してみました。

 ※私個人としての英国出張は26回目となりました。


【1月21日(土)】
 もちろん、エコノミークラス(KLM)です。成田空港~アムステルダム空港~グラスゴー空港へと移動。

 アムステルダム空港到着後、とりあえずローミングできる英国用携帯電話の電源を入れると、10分後くらいに電話がなったのです。英国内でもほとんどならないのでビックリしながら誰だろう?と電話にでてみると、今回宿泊の予約をしているホテルのフロントからでした。

 「ご予約頂いたホテルがクローズなので、同系列の4つ星ホテルに変更になりますが、よろしいでしょうか?」ってな事を言うんです。値段もアップグレードするならお断りですが、ホテルの場所も近隣で価格もそのままでいいってことなのでもちろんOK。

 英国のホテルには、4つ星といってもいろいろな協会独自のランクとかがあるので何の星なのかよくわかりませんが、まぁアップグレードなら喜んで!です。

 毎度おなじみの格安航空券(前回の出張は例外)でしたので仕方ないのですが、約6時間の乗り換え待ちはきついです。空港内は広く免税店もたくさんありますが、見て歩くにも限度があります。できる限り体力を消耗しないように、且つ寝ないように過ごしました。

 グラスゴー空港に到着。ホテルの部屋に入ったのは22:30頃。結局、自宅~ホテルまで待ち時間も含めるとちょうど24時間かかっていました。空港近隣のホテルに宿泊。

①出発はホリルードパレスです。

②ホリルードパレス前。この反対に向かって行きます。

③さて出発。

【1月22日(日)】
 ホテルをチェックアウトして、一番に向かったのがグラスゴー中心部のショッピング街。今回の出張で買うことを決めていた2つの品。それは、カーナビとデータ通信用SIMカード。どちらとも以前から検討していたので、だいたい買う品は決まっていました。

 日本でのレンタカーには最近ほとんどカーナビが付いていますよね。でも基本的に英国ではオプションのようです。1回借りるのに£30~50くらいするので、経費節約のため今まで借りたこともなかったのです。よってこれまでのナビゲーターは自分自身と市販の道路MAP、あとネットで印刷した詳細地図でした。

 予想以上にお手頃な価格なものがあったのですぐに購入。画面表示は日本語はないのですが、なんと音声案内は日本語がありビックリ!(購入翌々日に気がつきました。)また、要らないんですけどヨーロッパ各国の地図をほとんどカバーしています。いつか使える日がくると良いんですがねぇ~。

 あと、データ通信用SIMカードは、日本国内でいろいろ調べていたので、予定のSIMを購入。モバイルWi-Fiルーターは英国でも日本でも使えるものを日本で購入していたので、それに差し込み完了。今まではホテルのネット回線等を利用していたのですが、£10~£20/日くらい掛かっていて、昨年まではホテルによっては電話回線でメールなどもしていました。電話回線でメールをしても、もろもろ含めると1回のメール送受信で3~4百円かかっていました。

 これさえあれば、ノートPCや他のWi-Fi機器も24時間つながります。ちなみに今回買ったSIMは、使用可能量1GBで有効期間1ヶ月限定で、約£10程度です。3G回線なのでそんなに早くないですが私には充分でした。買ってすぐに使用開始。

 って、この買い物は午前中で終了し、午後はトレードフェアを視察しました。明日もあるので、とにかく全てを目にするように見て見て見て回りました。会場付近のホテルに宿泊。

④すぐ左には、スペインの建築家エンリク・ミラレス設計のスコットランド議会議事堂。

⑤左手にスコットランド議会議事堂を通過。

⑥緩やかな上り坂がずーっと続きます。



【1月23日(月)】
 カーナビは昨日買ったものの、昨日も今日も出番がありません。今日もトレードフェアを視察&商談。

 新商品となりうる品を発見。なかなか良い品を見つけられたと思います。あと、約2年前にお客様から探して欲しいと依頼されれていた物が、なんと当社の取引先が取り扱っていたことが判明。もちろんその場で注文。ネットやカタログにも載っていない商品が有ることもあるのです。これだから、英国まで出張に行かなければならないのです。

 ホテルに戻ってから明日からの車の移動のためカーナビをセットしてみるものの、なかなかよくわからない。試行錯誤して、とりあえず明日一番に行く訪問先の住所だけは登録できました。

 会場付近の同じホテルに連泊。

⑦何の変哲もない街並みですが、なんとも趣があります。

⑧スコットランドの国旗を掲げスーベニアショップを通過。

⑨スタバも通過し、さらに進みます。


【1月24日(火)】
 AM9:30にグラスゴー郊外の会社を訪問する予定だったのですが、朝になって昨日のトレードフェアの商談の中で数点変更&再確認したい事を思いついたので、連絡して訪問時間をAM11:00に変更してもらい、1時間だけトレードフェア会場で商談。

 その後、変更してもらった会社へ訪問し、新商品をGET。その後、車の中で昼食のサンドイッチをほおばりながらカーナビに次の訪問先を登録。なんか使い方がわかってきた。(基本的に取扱説明書などは読まず、触って覚えるタイプ)ほぼ完璧にセットできたカーナビに従い、グラスゴー北部にある会社を午後に訪問し、今夜の宿泊予定地グレンローセズ(Glenrothes)へ。

 通った道は何となくは解るのですが、今回からカーナビ頼りなので、どの道を通ったかまでは定かではありません。このカーナビ、結構細い道も選んでくるんですが、自分で地図を見て運転していた時より、時間が掛からない気がしました。なかなか優秀なナビゲーターです。おまけに今日から日本語も話せるようにセットできました。少し強引な日本語もしゃべるようです。

 夜、またカーナビに今回の訪問予定地の住所全てを『お気に入り登録』したので、この後は簡単に操作できるようになりました。しかし、このカーナビ、私が道を間違えるとたまに『出来るところでUターンして下さい』って言うんです。行き止まりでもない所でですよ。日本の自分のカーナビには言われたことがないフレーズなんですが、海外特有なのかなぁ。

 週末の金曜日に、エディンバラにあるスコットランド国際開発庁の方と、急遽お会いすることとなりました。

⑩ここで半分くらい。この辺りから、だいぶ賑やかになってきます。

⑪カフェやスーベニアショップなどが立ち並んでいます。

⑫交通量も増えてくるので要注意です。


【1月25日(水)】
 バーンズ・ナイト(スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズを記念する日)です!が、私は仕事。午前中にセントアンドリュース(St.Andrews)郊外にあるパター工房を訪問。今回、新商品を取り扱い決定。その後、カーナビ君に従い細い道をどんどん行かされ、パース(Perth)を抜けたらA9であっという間にピトロッホリー(Pitlochry)に到着。トイレ休憩を兼ねて少し散策。

 休憩後、更に北上し今日の宿泊地アビーモア(Aviemore)へ到着。ここのホテルの件で、アムステルダム空港で電話を受けたのですが、確かにアップグレードされたホテルのようです。でかいプールやフィットネスなどの設備まで無料で全て使えるとのこと。しかしそんな事をする用意はしておりません。

 でも部屋はいつものホテルと大して変わらないし、今回泊まったホテルの中でテレビがブラウン管だったのはこのホテルだけでした。帰国後に調べてみたら、4つ星ってAA(The Automobile Association Limited )のだった。やっぱりねって感じです。AAとは、日本でいうJAFのようなことや、各種保険、運転指導など様々なことをやっている会社です。とても大きな会社ですが、ホテルの星付けは微妙な気がします。

 バーンズ・ナイトも4つ星ホテルの部屋でゆっくり仕事です。

 ちょっと懐かしいブラウン管テレビを見ていると、スコットランド独立についてBBC SCOTLANDで特集番組をやっていました。果たして独立できるのでしょうか?実現すれば大変なことになります。当社もどうしよう。

⑬左手にはセント・ジャイルズ・大聖堂です。

まだこの形の電話ボックスも健在です。


【1月26日(木)】
 お天気ニュースで昨晩に降るはずだった雪が、今日にずれ込んだようです。参りました。

 ホテルをチェックアウト後、車にいったらカチコチに凍っていました。こちらの人は、氷剥がしのようなプラスチックのヘラで、凍ったフロントガラスや窓ガラスをガリガリ削ります。もちろんレンタカーにも毎回付いていて、冬に借りるときは助手席など目立つところに必ず置いてくれています。しかし僕はエンジンを掛けてゆっくり溶かし出発。だって、冷たいし怪我でもしたら大変ですからね。

 アビーモア北東部にある取引先へは、初めての訪問。その会社のサイトを見て住所を確かめてカーナビに登録してあったのに、到着してみると移転しましたの張り紙。おいおい(汗)。その張り紙の住所をカーナビに再登録し移動。ものの5分で到着したのでよかったです。新しい商品などいろいろ見せて頂きました。

 その後、インバネス(Inverness)北部へ。インバネスを越えてケソック橋(Kessock Bridge)を北へ渡り、北東方面へ。久しぶりにパッシング・プレイス(Passing Place=すれ違い場所※最下段の写真参照)があるような細い道を運転しました。絶対すれ違えない程の細い道なのに一方通行ではなく、対向車がきたら数百メートルおきにあるパッシング・プレイスでどちらかの車が待ってすれ違うんです。譲り合いの精神で成り立つ道路です。

 訪問先がカーナビを使っても住所があまりにも広範囲で、2件の民家に聞いてようやく見つけました。実はまだ取引もなく初めての訪問で、且つアポ無し、且つランチタイムという非常識な訪問だったのですが、ご丁寧にいろいろお話をして下さいました。昨年メールではやりとりしたことがあった程度でしたが、この歓待には感激でした。小さな工房でしたが素晴らしい品を作っていました。オーダーメイド的な商品だったので難しいかもしれませんが、取り扱いを検討中です。

 さぁ、今日の宿泊地エディンバラへA9をひたすら南下です。途中休憩をとりながら、夕方にホテルに到着。

⑮あと、もう少しです。

⑯エディンバラ城に到着。


【1月27日(金)】
 スコットランド国際開発庁の方とお会いするため、エディンバラ中心より少し北にあるお店で待ち合わせ。そこで商品を紹介して頂きました。ちょっと価格が高く感じましたが、今後の交渉次第かと思いました。

 その後、エディンバラの街を散策しながら市場調査。今回の写真は、その時に歩いたロイヤル・マイルの写真です。まぁ、今の時代インターネットでいくらでも見ることはできますので、あまり意味がないような気もしますがご勘弁を。

 エディンバラの同じホテルに連泊。


【1月28日(土)】
 予備日として今日を取ってあったのですが、さすがに土曜日はみーんなお休み。何も予定を入れる事が出来なかったので、まだ行ったことがなかったザ・ロイヤル・ヨット・ブリタニア(The Royal Yacht Britania)を見学。そこは、ショッピングモールとつながっていて結構楽しめました。

 その後、グラスゴー市内へ向かいまた少し散策。実は、日本から到着した当日の夜のホテルではデータ通信用SIMカードを持っていなかったので、£16も払ってネットを使用しましいた。今回の1週間分以上の値段です。なので次回の出張ですぐに使えるように、次回の分のSIMカードを購入することにしました。今回買った1GBでは少し物足りなかったので、3GB(約£20)を購入。

 その他にも市内のショップを視察して、初日に泊まったグラスゴー空港付近のホテルに宿泊。


【1月29日(日)】
 荷物の整理は昨晩できていたので、朝シャワーを浴び、朝食を食べてチェックアウト。グラスゴー空港~アムステルダム~成田空港へ。アムステルダムからの機内では、行きと同じくらい映画を見まくりました。その間、途中で気になった事がありました。私は3シートが並ぶ通路側の席だったのですが、一番奥の窓側に座った外国人の方は、一度も席から移動せずトイレにも行ってなかったようです。約11時間もです。おしりが痛くならないのかなぁ。


【1月30日(月)】
 朝食が終わって、まもなく着陸って時に、必ず睡魔が襲ってきます。気がついたら無事、成田空港に到着。


番外編⑰インバネスから北東に位置する付近。所々に道路のふくらみが見えるでしょうか?左側には斜め四角の看板に「Passing Place」と書かれてます。車はココですれ違わなければなりません。小さな自動車同士でもすれ違えない、とっても狭い道路です。この写真の所は偶然にも、まっすぐな道でしたので写真も撮りやすく見渡しも良いのですが、この細さでぐねぐね曲がった道では大変なのです。そんな道を現地の方は、ガンガン運転されるのです。
ご想像できますでしょうか?