2020/04/13 21:57

スコットランド(Scotland)のグラスゴー(Glasgow)空港から入り、レンタカーでスコットランドをグルリとまわり、再びグラスゴーへ戻ってレンタカーを返却。走行距離は1,039マイル(およそ1,662km)。9泊11日の少し長めの旅。実は、2名の仕事仲間(A氏&B氏)と一緒での出張でした。

 ※私個人としての英国出張は37回目となりました。


【1月22日(月)】
 毎度おなじみのKLMです。成田空港~スキポール空港~グラスゴー空港へと移動予定。アムステルダムでの乗り継ぎ時間が約6時間もあるのです。以前なら空港内のラウンジなどに滞在していたのですが、皆と話し合ってアムステルダム市内観光を計画。

 機内に搭乗すると男3人、修学旅行気分で年甲斐もなく少し騒いでしまいました。離陸すると自然に普通の静かな大人へと戻りましたけど・・・。仲間の2人は共に英国訪問2回目。私が経験者と言うこともあり皆の要望を聞きつつ、ある程度は事前に計画しましたが、半分は現地で考えながら進んでいくというプランでした。いつもどおり映画を5本観て、ほとんど寝ずにアムステルダムのスキポール空港に到着。

 アムステルダムの街へ電車で約20分弱。寒い中、徒歩で市内観光を約3時間して、アムステルダム空港へまた電車で戻りました。個人的に初めてでなかったものの、ほとんど英国しか行かない私にとっては新鮮な数時間でした。

 空港内へ入り、21時過ぎのグラスゴー行きの飛行機は定刻に出発。グラスゴー空港到着後、レンタカーを借りて予約してあるグラスゴー市内のホテルへ約40分のドライブ。日付が変わる頃にホテルへ到着しチェックイン。3台のスマホのsimと戦ってから就寝。

スコティッシュ・ブレックファースト

【1月23日(火)】
 眠いはずが朝3時半頃に目が覚めてパソコンで仕事。睡眠時間2.5時間の割に意外と元気。今日はスコットランドのフェアを視察。朝9:30から夕方4時過ぎまで会場を歩き回って商談。会場では別の知り合いの日本人2名の方ともお目に掛かれ、休憩時には5人でワイワイ。こんなに英国で日本語を話したのも久しぶりでした。

 ホテルの近くにあるレストランで夕食を済ませて、早めに部屋へ戻りました。


【1月24日(水)】
 今朝も雨。4時に目を覚まし、いつもどおりの行動。B氏が「エディンバラ(Edinburgh)へ先に行きたい」とのことでグラスゴーのクイーンストリート駅(Queen Street Railway)まで車で送り、そのあとアポを取っていた取引先の革なめし工場へA氏と2人で車で行き商談。A氏の要望で工場内を見学させて頂きました。

革のなめし工場

 革に興味があるA氏にとって多少は勉強になったかと思います。約1時間半でなんとか終わらせてから、次もこれまたA氏の要望でグラスゴー市内のウィローティールーム(Wiilow Tea Room)へ。運良くすぐに座ることができたのが12時前でおなかは空いていたものの、アフタヌーンティーセットやハイティーセットを食す時間まではなかったので、残念ではございましたが紅茶とスコーンを注文。

グラスゴーのウィロー・ティールームにて

 ちょっと慌て気味に紅茶を飲み干し、車でM8を東へ進みエディンバラへ。最近は便利になったもので、スマホで場所を確認してB氏が待つ店へ到着。お互いにちょっとホットした感じでの再会。

 しかしB氏はこのエディンバラまで1人で来るのに一苦労だったようです。グラスゴーから慌てて飛び乗ってしまった電車が鈍行で、エディンバラまで約3時間は掛かるって車内で言われたそうです。途中で降りて引き返そうと電車を降りたら、戻りの電車がなかなか来ない。やっとグラスゴーへ戻って、エディンバラ行きの早い電車にのったはいいが、今度はスマホのデータ通信を使い切ってしまい、通信手段が電話&SMSのみとなったそうです。エディンバラで待ち合わせしていた方とも連絡が取れなくなってしまい、大変だったようです。

 なんにせよ次は、3人揃ってエディンバラ城を見学です。私は今回が何度目の入城かもわからないのですが、せかっくですので一緒に楽しむことに。既に15:30をまわっていてお城の閉場が16:30。1時間しかないのに、入り口の紋章で既に興奮状態。城内の美術館なども足早に見て回って、夕暮れのエディンバラ城で写真撮影しまくり。

エディンバラ市内

エディンバラ城よりニュータウン方面の眺め

エディンバラ城内

 A氏が日本で紅茶の先生に教えていただいたエディンバラにあるティールーム「eteaket」を訪ねたいとの希望もあったので、急いで車でニュータウン側へ移動。閉店15分前にギリ入店できたものの、食べ物はラストオーダーを過ぎていたので紅茶のみ。入店の時はお客さんが沢山いたのに、気がついたら我ら男3人のみ。閉店時間を過ぎつつも、お土産をたらふく買い込む姿に、店員さんは苦笑い。

 近くのパブで夕食を食べつつ今夜のホテルを検索・・・・・そうです。今回の旅では、約半分のホテルが行き当たりばったりで、予約とかしていないのです。行けるところまで行こうとの男らしい選択?明日はゴルフの聖地へ行く予定なので、途中のダムファームリン(Dumfirmline)のホテルに決めて宿泊。

エディンバラ、ニュータウンのパブ


【1月25日(木)】
 5時過ぎに自然起床。なかなか良い感じで眠れています。しかも起きてから時間が経っての朝食は美味しいものです。今日はゴルフ発祥の地「セント・アンドリュース(St. Andrews)」へ向かいます。宿泊したホテルを出発し、途中でシーリーズ(Ceres)と言う小さな街を見つけ美しい景観を撮影しつつ、約1時間で到着。

シーリーズ

 降ったりやんだりのスコティッシュな天気でしたが、初めてくる2名様は感動の嵐。特にゴルフ好きのB氏にはまさに聖地。ゴルフ場周辺をしっかり見て回ってから、ウィリアム王子とキャサリン妃の母校でもあるセントアンドリュース大学を見ながら、海辺に出てセントアンドリュース城、そのあとセントアンドリュース大聖堂を探索し、市の中心部でショップ見学。

ゴルフの聖地 セント・アンドリュース

 もう一度コースを見たいとのことで、ロイヤル&エイシェント・クラブハウス(The Royal & Ancient Golf Club)の裏にあるセントアンドリュース博物館の2階にあるカフェで昼食。しかし既に14時を廻りつつあります。15時に訪問予定していたキルトメーカーまで約1.5時間は掛かります。できるだけ急いで目的地へ向かったものの、到着したのは16時少し前。

 少し薄暗くなりかけてきてきたものの工房の中に入ると、これまたB氏が300種類以上あるタータンの生地を見だしたのです。17時で終業なのでそれまで目一杯見させていただいて、いくつか気に入った柄もあったようです。私はそこで少し買い付けをして終了。

 車に乗り込んでさて北上です。今夜の宿も決めてないのですが、明朝にアバディーン(Aberdeen)西部の街にある工房にアポイントを取っていたので、できるだけ近くまで行こうと車を走らせました。約1.5時間ほどで市内に到着したので、中心部にあるショッピングモールを視察してみました。中のレストランで夕食をとりつつホテルを検索。便利なものです。

 結局、以前私が泊まったことがあるホテルで宿泊。


【1月26日(金)】
 6時に自然起床。我ながら今回は素晴らしい時差対応力です。朝食を食べてから、アバディーン市内から約20分ほど西に行った小さな街クラシズ(Crathes)へ。この工房がここへ移転されて初の訪問でしたが、事前にネットで調べていたのでおおよその位置は把握できていました。

 すぐに見つけて商談。今年の英国展で活躍して欲しいことを伝えて、サンプルなどを調達し約1時間で終了。その後、本日の目標地インバネス(Inverness)方面へ向け出発。20分ほど車を走らせていると、B氏が左手に「Fishing」のサインボードを発見!来るときの飛行機の中でも、今回の出張中ではゴルフと釣り(フライフィッシング)をしたいと無理難題を言っていたのですが、なんと見つけてしまったのです。当然、その流れで1時間だけと3人で決めてやってみました。

 しかしここは冬のスコットランド。しかも北部。池が3つほどある釣堀形式なのですが、池の1/3ぐらいが凍っているのです。竿を借りて、氷をよけつつ釣りをするなんて初体験。フライフィッシングするのも約20年ぶり。なんとなく竿の振り方を思い出しつつ、見よう見まねで1時間やってみたが釣果0。

 トライしたことに意義があると3人で納得しつつ、インバネス方面へ車を進めました。また30分ぐらい車を走らせるとさすがにおなかがすいてきたので、小さな街の売店でサンドイッチを購入。どでかいパンを車でほおばりながら先へ進むと、大きめな橋を渡ったあと目にした看板にスペイ川(Spey River)の文字。

 またもやUターンし、この川の周辺(Spey Side)がスコッチウイスキーの蒸留所が沢山集まっていることを説明すると、すぐに橋のところで撮影会。ほとんど酒を飲まない3人なのですが、さすがにここは少し興奮気味。

ウィスキーの聖地 スペイ川

 少し薄暗くなってきたので、更に車を進めエルギン(Elgin)の街でお買い物。実は釣りをする直前にB氏がデータ通信量をまたまた使い切ってしまったのです。そのため、この町で別のキャリアの大容量を購入するために立ち寄りました。難なく見つけ、難なく購入。その合間にA氏は、なぜか靴を購入。

 そしてインバネスへ向け更に西へ向かいます。気がついたらインバネス城の横を通過していたので、車を止めて周辺のショップを見てみようとしたのですが、既に18時を過ぎていたので開いているお店などほとんどありませんでした。明日また来ようと話して、付近の格安ホテルへ行くことに。

 ホテルで予約してないことを話すとスタッフの方が親切に、ネットで予約すると1人あたり£3安いよと教えてくれたのです。予約しようと3人のスマホで何度もやってみるけど、どのクレジットカードも通らない。あきらめて£3高い価格でチェックイン。近くにスーパーがあったので、水などを少しお買い物。


【1月27日(土)】
 7時のはずが4時に起床。調子づいて少し早めに寝てしまった結果でしょうか。格安ホテルなので朝食もなし。9時にホテルを出てまずはカフェで朝食をと考えていたら、B氏のドストライクのショップに遭遇。見てもみても終わりそうにないので、A氏とともに近くのカフェで先に腹ごしらえ。満足したB氏も合流し、数件別の店も見て更に大興奮。

インバネス市内のショップ

 インバネスでのタイムオーバーを告げ、名残惜しそうに車に乗り込みネス湖方面へ。ネス湖の畔にあるアーカート城に到着したがあいにくの天気。中に入る時間的な余裕もないこともあり、駐車場からのぞく程度でスルー。

 ここから完全な山道へとなります。実は今日の最終目的地はハリス&ルイス島(Isle of Harris & Lewis)。夕方18時頃のカーフェリーを予約済みなのです。よって45分前(17:15)にはチェックインのため、スカイ島(Isle of Skye)のウィグ(Uig)へ到着しなければなりません。ところどころ景色のよい見所に立ち寄る程度で、雨風が強くなる中ぐいぐい先へ進みました。

エリン・ドナン・キャッスルも5分程度

スカイ島の名所 スリガチャンオールド橋(Sligachan Old Bridge)

 17:20ぐらいにウィグへ到着したものの、既に並んでいるはずの車の列はないのです。もうみんな乗船したのかと思いきや、近づいてきたスタッフが一言「キャンセルになった(Canceled!)」。カッサー・・・。3人呆然。車を駐めカウンターのある事務所に入ると、女性スタッフが丁寧に説明し始めたのです。

 強風のためフェリーはキャンセルになったので、明日のフェリーに変更で良いかとのこと。明日のフェリーは1便しかないため時間も選べず、おっしゃるとおりに変更してもらいました。さて、まずは今夜泊まるはずだったハリス&ルイス島のホテルに電話してみると、もちろんフェリーのキャンセルは知っていました。明日に変更で良いですね!って言われ簡単に終了。

 その後、まずはホテルがありそうなポートリー(Portree)という町へ向かうことにして、予定の変更について3人で珍しく真剣に話し合いながら結果が出ないまま到着。取り急ぎ、そこそこのホテルに入って交渉。若干安くしてもらえたようで即決したのですが、残念なことに部屋は4階建ての4階で、荷物をあげるのに一苦労。なんとかチェックインして夕食をそのホテルで食べることに。

 さて明日以降の予定を大幅に変更しなければなりません。当初の予定では今日の夜にハリス&ルイス島入りし宿泊して、28日に1日視察してもう一泊、29日の夕方まで視察してフェリーでスカイ島にもどり本土でのどこかで宿泊、30日は予備日でグラスゴー若しくはエディンバラを再訪問予定でした。なんと素晴らしい計画(自画自賛)。その予備日がここで役立つとは!

 話し合いの結果、予備日を使用し1日予定をずらす日程で確定。しかしこの変更には大きなリスクが伴うのです。万一、帰りのフェリーがまた欠航になると、帰国の飛行機に乗れなくなるのです。よって帰りのフェリーは現地で天気予報をみて変更しようと言うことになりました。

ポートリーの宿 この通路に扉はおもしろい!

【1月28日(日)】
 5時過ぎに自然起床。フェリーの時間は14:30発なので13:45にUig入ればOK。それまで今日の予定は昨晩に少し調べた「乗馬及び射的」をやってみようと、ホテルのフロントで聞いた所へ行ってみることに。車で約15分で乗馬センターのようなところに到着。声を掛けてみると、冬は完全にクローズだそう。昔は馬を見ることぐらいは出来たそうなのですが、いまは動物保護のため国から規制を掛けられているそうです。

 あきらめて射的場のような所へもいってみたものの、こちらもクローズ。やむなく、お城の近くにでも行ってみようとダンビーガン城(Dunvegan Castle)へ移動。しかし、こちらもクローズ。ここまで来ると何でこの冬にこんな所まで皆を連れてきてしまったのかと後悔の念。しかし、時間を無駄にするわけにはいかないので、途中で看板を見たケーキショップへ男3人で入ることに。

スカイ島のスイーツショップJann's Cakes

 中にはイートインコーナーもあったので注文して座っていると、次々お客が入ってきました。なんだ!こんなところですごい人気店に入っちゃったねとかなんか話している合間に、ふとスマホの時計を見ると13:30をすぎてる・・・・あれ?あと15分後にチェックインしなければならないのに何で座ってスイーツ待ってるの・・・。すぐに全てテイクアウトに変更してもらって車に乗り込む。制限速度目一杯で急いでUigへ。なんとか14:00に到着。昨日は並んでいなかった車が20台ぐらい並んでいたのを見てホットしました。

ハリス&ルイス島へのカーフェリーに乗り込む

 車ごと乗船し、中で降りて客席のある階へ移動。ホッとしていたのもつかの間、チケットを見返していると、ハリス&ルイス島の到着まで何故か約4時間も掛かるのです。そういえば、日本で出張をプラン中に気がついたこととして、週に1便だけノース・ウイスト島(North Uist)のロッホマディー(Lochmaddy)経由っていうA印がついていた便があったのです。今日のフェリーがまさににそれだったのです。まぁ昨日の段階で選択の余地は無かったので仕方ないのです。でも逆に貴重な体験でもあります。上陸はしてないとはいえ、目の前までノース・ウイスト島を見ることが出来たのですから。

 いよいよ最終目的地のハリス&ルイス島のターバート(Tarbert)に到着。車に乗り込み、予約していた港からすぐのハリスホテルに宿泊。


【1月29日(月)】
 今日帰るか?明日帰るか?朝食を食べつつ最終決断をしなければなりませんでした。天気予報やホテルの方に聞いた感じでは、明日のフェリーも問題なく出るだろうとのこと。食事が終わって1人でフェリー事務所へ行き、カウンターにいた方に明日の天候について確認したところ大丈夫だろうというご返事だったので、明日の便に変更しました。さぁホテルに戻って出発です。港とホテルとの間に、数カ所見てみたいところがあったので、まずは見学。

ハリス&ルイス島の美しい日の出

 ハリスツイードショップには、ハッタースレイと呼ばれるシングル幅の織機が置いてありました。昔ながらのその機械の持ち主だったお孫さんがショップ店員としており、色々話を聞貸せていただきました。そこで教わったのは、ハリスツイードとは3つの規定があるそうで、①ハリス&ルイス島内で織らなければならない②自宅(家)で織らなければならない③人力で織らなければならない。

ハリスツイードの古い織機 ハッタースレイ

 余談ですが、ここ数年で日本でもハリスツイード製品が異常なまでに出回っており、おかしな商品がたくさん見受けられます。ハリスツイード協会のガイドラインでは、ハリスツイード生地を製品の50%以下の使用では認証ラベル(布タグ)を付けることはできません。またハリスツイードは生地ブランドなので、ブラントとのコラボ【○○○○×ハリスツイード】などはあり得ないのです。でもハリス&ルイス島内のショップでも、第三国で縫製&製造されたジャケットやバッグなどたくさん見かけました。とても残念です。

 次はハリス島蒸留所です。2014年に始まった新しい蒸留所だそうでまだお酒はジンしか販売していないようです。ウイスキーは作り始めているのですが、まだ買える品はないのかな・・・と話を聞いてみると、樽で売っているそうです!ちなみに1樽£2,700で、最終的にボトル詰料など別途かかるそうです。1樽で約270~300ボトル分くらいになるそうで、樽のまま約10年の保管付き。ちなみにチャールズ皇太子も1樽ご購入されたそうです。

ハリス島蒸留所の個人向けウィスキー樽

 さて、ハリス&ルイス島の最大の街ストーノウェー(Stornoway)へと向かいます。道中、絶景を何カ所も見ながら約1時間で到着です。数件のショップなどを視察していたら既に14時過ぎ。パブで昼食を済ませてから一路カラニッシュ・スタンディング・ストーン(Callanish Standing Stone)へ向かいました。

フィッシュ&チップス

 雨風の中、迷うこともなく到着。夕暮れ。まもなく日が落ちる頃で逆光がほどよい強さのため綺麗に写真が撮れました。ストーンヘンジ(Stonehenge)よりかは少し小ぶりですが、いまでもこの大きな石に触ることができ迫力満点でした。

スタンディング・ストーン

 さて、今夜の宿を考えねば。B&Bでもなんでもよかったので車を走らせながら探してみるもののなかなか見つからず、結局先程の街ストーノウェーに戻り、市内にあったゲストハウスにたどり着きました。部屋を色々みせてもらって、ソコソコ良かったので決めました。朝食の希望を聞かれ、マッシュルームも食べたいといったら、「買ってくる」といってすぐにスーパーへ向かいました。



【1月30日(火)】
 翌朝、マッシュルーム入りの朝食を7時にに食べて、8時過ぎには港のあるターバートへ向かいました。また絶景を見つつ昼前に到着。昨日の朝に見た店を順に廻り、最後に蒸留所へ再び行って、我々も仕入れられるのかと聞いてみたら、個人への販売のみで販売目的では購入できないと言われました。残念。

ポットスティル

 これでハリス&ルイス島は終了です。14:00発のカーフェリーに乗り込み、一路スカイ島のウィグへ。空いていたので横長ソファーに陣取り、乗ったとたんみんな爆睡。気がついたらまもなくスカイ島。

ハリス&ルイス島から復路で乗ってきたカーフェリー

 定刻(15:40)どおり到着し車に乗り込み船から出て、これからグラスゴーまで休憩を入れると6~7時間の長~い道のりです。スカイ島からA87~A82でフォートウィリアム(Fort William)を通過。更に南下し暗闇の中、ロッホローモンド&ザ・トロサックス国立公園(Loch Lomond & The Trossachs National Park)を通過し、グラスゴー空港内のホテルに到着。

 ホテルで荷物を全て下ろしてから一旦チェックインし。空港内のガソリンスタンドで給油してからレンタカーを返却しました。最後の晩餐は、ホテルのレストランでと思いましたが既に21時を廻っていてクローズド。しかしパブで食べられるとのことだったので食事をして部屋へ。シャワーを浴びたりした後、なんとなくロビーで集まって2時近くまで話し込みました。


【1月31日(水)】
 さて、帰国です。ホテルをチェックアウトし空港へ。帰りもKLMで、グラスゴー空港~スキポール空港~成田空港へ。乗り継ぎ時間は約1.5時間ほどだったのですが成田行きの飛行機が30分の遅れが発生していたので、少し休んでの出発でした。


【2月1日(木)】
 国際線の機内は70%程度。隣の席が空いているととても楽でいいですね。映画を3本ほど観つつ2~3時間は寝たようです。出発は30分遅れでしたが、ほぼ定刻どおりに無事に成田空港に到着。