2020/04/12 09:52

 今回の出張は少し短めの9泊11日の旅で、ロンドン(London)のヒースロー(Heathrow)空港でレンタカーを借りてスコットランドのエディンバラ(Edinburgh)でまで約1,032マイル(約1,651キロ)走りました。

※私個人の英国出張は今回で遂に10回目となり、益々英国の虜となりそうな雰囲気です。今回は多数の写真を撮ることが出来ましたので、出来る限り多くのものを掲載いたします。

右の写真は機内からシベリア上空、下の写真はロンドン市内のテムズ川を撮った写真です。
ロンドン市内を流れるテムズ川


<7月1日>
 マイレージが貯めやすいから、いつも利用しているKLMにて、成田空港~スキポール空港(オランダ アムステルダム)まで約11時間。その後は、1.5時間の乗り換え時間でKLM-UKにてヒースロー空港へ約1時間弱。

 本当は翌日(2日)にロンドン市内にある業社を訪ねる予定だったのですが、あいにく相手先の担当者が出張中ということが航空チケット買ってから発覚したので、ヒースローに降りたのは意味が無くなってしまったのです。(ロンドン市内に行かないなら、バーミンガムあたりで良かったのに・・・。)結局、翌日のことを考えてヒースロー空港でレンタカーを借りて、コヴェントリー(Coventry)のホテルに宿泊。


<7月2日>
 コヴェントリーにて1件商談を終わらした後M6にて、焼き物の町、ストーク・オン・トレント(Stoke-on-Trent)へ向かい、夕方に余った時間ができたので市内で土産物を探したりしてショッピングを楽しみました。


<7月3日>
 駐日英国大使館からのご紹介を頂いた業者を訪問すべく、朝一番に車で向かいました。思っていたより高価な商品(^_^;)だったため、いきなりの多量の仕入れにはちょっと戸惑い、サンプル程度に取引を始めることとしました。

 その後、一路ボーダー地方へ向かうためにひたすらM6を北上し、カーライル(Carlisle)からA69に道を変えて東へ向かいました。その脇には、世界遺産に1つでもある「ヘイドリアンズ・ウォール(Hadrian's Wall)」があります。

 この「ヘイドリアンズ・ウォール(ハドリアヌス帝の防壁)」は、イギリス版万里の長城とも呼ばれ、イングランド地方とスコットランド地方の境界線の近くを横断している全長117kmの防壁である。

 実はこの防壁はローマ帝国のハドリアヌス帝の命令により、西暦120~127年の8年間を費やして建設されたものです。

 今夜は、恒例の「ドライバラ・アビー・ホテル(Dryburgh Abbey Hotel)」に宿泊。朝方になるとホテルの目の前に広がるパターゴルフ場の庭へ多数のウサギが「ぴょん、ぴょん!」遊び回っている姿を見ると、本当に心を和ませてくれます。


<7月4日>
 午前中と午後に1社ずつ商談があったため、忙しい一日となりました。宿泊は連泊。


<7月5日>
 毎回くる度に目の前を通っていただけのジェドバラ・アビー(Jedburgh Abbey)(写真右)の中を見てみようと、ホテルで毎度おなじみの朝食を済ませた後、ジェドバラの町に行ってみました。

 車を駐車場に止めようとしていた9:45am頃、数頭の乗馬が道路をパカッ!パカッ!歩いて行くではないか???すぐさま町の人に聞いてみると、10:00amから乗馬グループのパレードがあるとのこと。すぐに人混みの中に入っていきパレードを見る場所を確保。絶好のタイミングでした。

 数分待つと、一頭の乗馬を先頭にして、続いてバグパイパーの楽隊が演奏しながら行進してきました。(写真左)その後から、乗馬グループが来るは、来るは、約200頭ほどが次々と行進していきました。

 午後は、取引先のサンドラさんに事前に予約をお願いしてあった、カードロナ・ゴルフ場(Cardrona Hotel & Golf Culb)でプレイしました。


<7月6日>
北海を望むべく、東海岸にあるホーリー島(Holy Island)へA698~A1をひたすら車で走り続けて約2時間。

 本土からホーリー島へ行くには舗装された道があるのですが、引き潮の時だけ通れますが、潮が満ちてくるとその道路が海底へと沈んでしまう、ちょっと珍しいところです。

 車で島内の駐車場まで入り込み、さらに徒歩にて奥へ奥へと行くとそこには岸壁にそびえ立つお城、リンディスファーン城(Lindisfarne Castle)がありました。(写真はお城内から撮影。左奥がブリテン本土。)

 その後、A1にて少し南へ行き、アニック城(Alnwick Castle)を見学しました。このお城は、1309年からノーサンバーランド公爵パーシー家の居城であり、今日、人間が住むお城としてはウィンザー城に次ぐ規模を誇る。かつては、スコットランドとの境界を守った難攻不落の要塞としても有名である。

 さらに、この城は最近爆発的人気となった「ハリーポッター」の映画撮影で使われた場所で、城内の所々にハリーポッターの写真看板や、説明書きなどが展示されていました。

 宿泊は、アビー(修道院)で有名な、メルローズ(Melrose)という町のこぢんまりしたホテルに泊まりました。


<7月7日>
 ボーダー地方最後の1社を午前中に訪問して、午後にがグラスゴー入り。そのまま別の1社を訪問したところ、いつもの社長が出張中でいないらしのです。しかし、もう一人の社長(パートナー?)が対応してくれまして助かりました。よくよく聞いてみると、その方は、今年1月に合併したもう1社の社長だったのです。その方の事業の内容を詳しく説明を受け、私どもが探していたある商品を製造していたのです。しかもその建物内で!いつも製造元を探し続けている我々にとって、なんたる幸運か!今後そこの商品を取り扱う様商談して、気分良く帰りました。

 本日は、市内のホテルに宿泊。


<7月8日>
 グラスゴー市内の業社1社へ午前中に伺い、その後、トロサックス地方へ小旅行しにいきました。

 まずは、カレンダー(Callender)という小さな町により、ロブ・ロイ(Rob Roy MacGregor)のビジターセンターによってから、カトリン湖(Loch Katrine)の畔にあるビジターセンターに向かいました。そこでは、サー・ウォルター・スコット号(S.S.Sir Walter Scot)とうい船でカトリン湖を遊覧できます。また、レンタルサイクリングや、カフェ、スーベニアショップなどもあり色々楽しめる場所でした。

 写真は、スコットランドでも北の方にしか生息していない、ハイランド・カウ(Highland Cow)。

 その後、エディンバラ付近のホテルに宿泊。


<7月9日>
 セント・アンドリュースへ向けてエジンバラから車で移動する途中、フォース・ロードブリッジ(Forth Road Bridge)を渡り、M90~A92~A91を走り続けた。取引先1社と商談をしたあと、少し買い物をしてまたエジンバラへ戻りました。

 レンタカーを、エディンバラ空港の支店へに返して、空港付近のホテルに宿泊。


<7月10日>
 日本食が恋しくなってきたころになりました。エディンバラ空港10:50発~スキポール空港~成田空港までKLMの飛行機で約1.5時間+10.5時間。毎回トラブル続きのトランジットは、1.5時間程あり、ゆっくり免税店を見ることが来ました。



<7月11日>
 朝8:50頃、無事成田到着。