今回の出張は10泊12日の旅で、スコットランドのエディンバラ(Edinburgh)空港でレンタカーを借りて、最後はマンチェスター(Manchester)空港まで、合計走行距離約1,472マイル（約2,355キロ）走りました。

※私個人としての英国出張は、今回で12回目でした。往復の飛行機に乗る片道約11時間は、座席に個人TV画面付きとあって、目が充血するほど映画をず～っと見てしまい眠れない機内となりました。

　ＫＬＭにて、成田空港～スキポール空港（オランダ　アムステルダム）まで約11時間。その後は2.5時間の乗り換え時間で、ＫＬＭ－シティーホッパー（超小さい飛行機）にてエディンバラ空港へ約2時間弱。

　空港には夜6時半頃に着きレンタカーを借りてから、事前に予約してあった空港内のホテルに宿泊。

　A8～A720（エジンバラの環状線）でボーダー地方へ行き、その日は3社を訪問。宿は行き当たりバッタリの我々としては、再びエジンバラへ戻り宿泊。

　新取引会社を訪問するため、セントアンドリュース(St.Andrews)へ行き、その後パース北部の町ブレアガウリー(Blairgowrie)に住む悪友に会いに行きました。

　写真は、スコットランドのパース(Perthshire)にある世界一高い「ヘッジロウ」。1745年に植えられたブナの木々は、今では30mまで成長した。

　翌日のアポが午前中のため、少し無理してアバディーンに宿泊。

　ピーターヘッド(Perterhead)に１社取引先があり、午前中に訪問。その後A950～A98～A96でインバネス(Inverness)を経由し、A832～A890でスカイ島(Isle of Skye)の入り口手前のホテルで宿泊。

インバネスへの途中に、写真のフォート・ジョージ(Fort George)に立ち寄り、参考までに見学。歴史学者達にヨーロッパ一良くできた砦と評されているこの砦は、カロードゥンの戦いの後、ジャコバイトの再決起を恐れたジョージⅡ世の命で造られたが、完成を見た1769年には世の中は平和になっていたという。

　ハリス島(正式にはアウター・ヘブリディーズ諸島のルイス＆ハリス島)に初上陸の我々は、スカイ島内のウィグ(Uig)からカーフェリーにてレンタカーと共に1時間40分の移動。写真は、船内から望む港町ウィグ。

　無事ハリス島に上陸し、早速今回の目的ハリス・ツイードを織っている工場(といっても民家程度)を見学訪問。左下写真は、自転車タイプの足こぎ型の織機で、ダブル幅のハリスツイードが織れる。

　珍しく事前に予約しておいたハリスホテル(ターバート、Tarbert)に宿泊。

　たった1日しかなかったのですが、ルイス＆ハリス島を観光し、またターバート(Tarbert)～ウィグ(Uig)をカーフェリーで戻りました。予約していた帰りの船が20時発だったので、スカイ島への到着が21時40分。港町ウィグの港を望める、ウィグホテル(Uig Hotel)に宿泊。

　スカイ島を出て、途中、イーレン・ドナン・キャッスル(Eilean Donan Castle)を横目に見つつ、A87～A82でグラスゴー(Glasgow)の町に到着。このお城はデューイッヒ湖(loch Duich)に浮かぶ島にあるスコットランド屈指の名城で、アレクサンダーⅡ世がディーン人の侵略に備えて1220年に建てられた。見てのとおりの美しい外観が有名で、映画のロケなどにもよく使われている。

　グラスゴー周辺を2社訪問。翌日の目的地へ近づくため、プレストン(Preston)市内に宿泊。

　ヨークシャー(Yorkshire)にある会社を飛び入り状態で訪問させて頂きました。事前にメールはしておいたものの届いてなかったらしく、返事がなかったので前日電話アポを取ってから訪問。

　訪問後、英国に日本庭園があるタットン公園(Tatton Park)へ見学。

　駐日英国大使館商務部のご紹介で面識が出来たマンチェスター商工会議所を訪問。2社とのアポを取っておいてくださって、見学させて頂きました。商工会議所の担当の方は妊婦でまもなく臨月。彼女曰く、仕事を続ける場合6ヶ月の産休後すぐに働かなければならないそうです。

　尚、彼女に教えて頂いた重要なことが1点ありまして、昨年から英国で車を走る場合は、後部座席を含め全座席シートベルト着用が義務付けられたらしいです。万一していないと、その罰金額は「×人数分」になってしまうらしい。皆さんもお気をつけて！

　日本食が恋しくなってきたころになりました。マンチェスター空港10:30発～スキポール空港～成田空港までＫＬＭの飛行機で約45分＋10.5時間。映画三昧の長時間飛行・・・・。

　朝８：４５頃、目が充血で成田到着。