英国出張記2013夏 (2013年6月26日~7月4日) | 英国雑貨専門店ブリティッシュ・ライフ

2020/04/13 16:06

 ずーっとイングランド(England)という今回の旅は7泊9日。個人的な感想ですがここで乗り換えをすると、何故だかロストバゲージ(荷物が普通に届かなくなる)が多いヒースロー(Heathrow)空港ですが、今回はここが到着地なのでよかったのでしょう。荷物は届いておりました。空港で借りたレンタカーで徐々に北上し、最終的にリーズ(Leeds)までの走行距離は487マイル(およそ779km)。年のせいか、日本でも安全運転になってきているので、最近は英国のスピードにビビリ始めてきています。

 ※私個人としての英国出張は29回目となりました。


【6月26日(水)】
 また何故だか聞くのを忘れましたが、出発時刻の前倒しは今回も健在でした。空港でチェックイン後にすぐにDepartureのボードで確かめると、やはり10分早くなってました。早いことは良いのですが、なんだか気になる。次回こそ聞きたいなぁ。

 さて、また今回もKLMです。成田空港~スキポール空港~ヒースロー空港へと移動。今回も機体後部の半分くらい貨物用だったようですが座席も満席でした。無駄が無く良いことです。

 アムステルダムでの乗り継ぎ時間は当初の予定では約1時間だったのですが、出発が10分早まったことも含めて何故か到着予定時刻が30分ほど早まるとの機内放送。乗り換え時間に余裕ができて良かったのですが、スキポール空港に着いてフライトインフォメーションのボードを見てみると、乗り換えるはずのヒースロー行きに【DELAY】の文字。50分と書かれている。じぇじぇ。

 まぁ、さらに余裕ができたことは構わないのですが、ヒースロー到着後に空港付近で人と会う予定があったので、とりあえずメールで遅延を連絡。スキポール空港では、無料wifiが使えるので安心です。しかし広い空港ですので、どこでもwifiが感度良好というわけではありません。電波の良い場所を求めてウロウロして、何カ所かへメールをしているウチに時間はあっという間に過ぎました。

 ヒースロー空港に到着すると、やはり入国審査で大行列。ちょうど日本からの直行便が到着したようで、EU以外用の列には多くの日本人がいました。しかし、審査官のブースも沢山開いていたので意外とスムーズに出ることができました。

 しかし、巨大空港はここからも時間がかかります。入国審査の並んでいた時間が永かったからか、荷物は既にくるくる回っておりました。ピックアップして、予約済みのレンタカーを借りに行くのですが、レンタカーを借りる場所まで専用シャトルバスで行かなければなりません。バス停で待つこと10分、広~い空港内を移動で20分。その後は予約済みだったのでスムーズに借りられて、車でホテルへ。

 約束していた方とホテルの近くで夕飯をすませて、ホテルへ戻りシャワーを浴びて寝ようかと思っていたのですが、ちょっとハプニング。なんとシャワーの温水がでない。と言うより、温水を調節するところが取り外されているようで無い。外された内側をマイナスドライバーで回せそうなで、コインで回してみるとぬるいお湯が出たり出なかったり。微調節してもぬるま湯しか出ないので軽く浴びて終了。ここはヒースロー空港付近だというのに今回の中でも最安ホテルだったし、疲れていてクレームもする気力も無かったのでそのまま就寝。

オックスフォード中心部にあるカヴァード・マーケットの入り口。

カヴァード・マーケット内のお花屋さん。


【6月27日(木)】
 もちろん早起きです。まだ暗いのに少し仕事をしてから、二度寝まで楽しみました。超格安ホテルに付いている朝食は、もちろんコンチネンタル・ブレックファーストです。温かい食べ物(ソーセージ、ベーコン、卵料理、焼きトマトなど)は無いのですが、軽く食べて出発です。

 ちなみに、コンチネンタル・ブレックファーストに温かい食べ物(ホット・ミール)が付いた朝食は、フル・ブレックファーストと呼ばれます。名前のあいだに、スコティッシュやイングリッシュが付く場合もあります。しっかり食べたい方はこちらをオススメします。

 車に乗り込んでから、カーナビに今日の行き先を登録。最初の行き先は革製のブックマークやパスポートケースなどを作っている会社です。この会社とはながいこと取引していますが、訪問するのは初めてのこと。やっぱり行ってみると、実際にそこで製造しているところを見られるので、お客様への商品説明などとしてもとても勉強になります。もちろん新商品も見つかりました。

 その後、M40でオックスフォード(Oxford)へ行き市場調査。よく問い合わせを頂いている地域なので、ゆっくり町中を見ていましたが、なんかやたらと人が多いのです。特に若者が。見てまわっているうちにわかりました。いわゆるオックスフォード大学のオープンキャンパスの日だったのです。各学部の入り口では、ビラ配りや呼び込みなどをしていました。

 1つ探していたものも見つけることができ、またM40でウスター(Worseter)北部のホテルへ車を走らせました。初日のホテルに比べて雲泥の差。というより、私的にはこれが普通。全然高級では無いのです。昨晩のレベルはちょっといただけなかった。今後、あの系列はやめておこう。

カヴァード・マーケット内にある合鍵や表札の製作や、靴のリペアなどのお店。

カヴァード・マーケット内にあるお肉屋さんのご主人?ではないですよね。でも売り物かなぁ・・・。


【6月28日(金)】
 早寝早起きができるのは英国出張時だけです。AM2:30起床。寝るのも早いので睡眠時間は問題ないのです。

 午前中はコースターのメーカーを訪問です。ここはまだ2~3年前くらいからの取引ですが、いまどき英国内でコースターを製造する珍しく貴重な会社です。十数年前までピンパーネルというブランドの英国製コースターやランチョンマットの輸入をしておりましたが、中国製になりクオリティーが落ちたので取り扱いを止めました。現在は、だいぶマシになったようです。ここのメーカーには、英国製を続けて頂けることもお願いもしました。また、今年の初めに全く違った商品のメーカーを買収したそうで、当社も今後その商品も輸入予定です。

 商談終了後、M5~M6と進み、途中のサービスエリアで休憩しつつ、ストーク・オン・トレント(Stoke-on-Trent)南部へ。雨が降ったりやんだりの天気でしたが、ウィンブルドン(Wimbledon)もシートをかぶせたり取ったりしていたようですね。

 ストーク・オン・トレント南部の小さな村にある会社を訪問。会社と行ってもご自宅兼用で、久しぶりに英国人の家へ入りました。2階建ての大きな1戸建てのようでしたが、1階のほとんどを仕事用にしているようでした。色々見せて頂いて、今回はちょっと特別な指貫(シンブル)を仕入れることができました。

 市内のホテルで宿泊。テレビでウィンブルドンを見ていると、女子ではサウスポーのロブソン、男子は英雄アンディが共に勝利したことで、英国内はドンドン盛り上がってるようでした。

カヴァード・マーケット内にある行列のできるビスケット屋さん。

カヴァード・マーケット内にあるケーキショップ。中で記念の特注ケーキを制作中でした。


【6月29日(土)】
 AM3:00起床。今日&明日は土日なので、市場調査という名の観光です。

 マンチェスター(Manchester)付近には、何故か昔から当社は取引先に恵まれない地域で、縁の薄い地域です。現在でも変わりませんが、今回はちょうど土日を使うことができそうだったので、すこし無理矢理に市内に宿泊を予定したのです。

 この辺りは、マンチェスター空港や南北移動途中の滞在地として立ち寄ることしかありませんでした。そういえば以前、バレンタイン時期でホテルが全く見つからず、車をかなり走らせてやむなくマンチェスター空港内のホテルに滞在したのを思い出しました。あの頃は、ネットで事前に予約などしていなかった行き当たりばったりの出張だったので、それはそれで楽しく大変でした。よって、実は今回がマンチェスター初訪問だったのです。

 ホテルをゆっくり出てM6で北上し、まずは香川選手が活躍中のマンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアムへ。ここでゆっくり見学し大きなショップで色々お買いのものも楽しみました。その後、マンチェスター市内(ちょっと郊外?)のホテルへ一旦チェックインして、車を置き徒歩で市内を散策。少し疲れ気味だったので、早めにホテルへ戻りました。

マンチェスター・ユナイテッドのホームには、香川選手のポスターがデカデカと貼ってありました。感動したっ!

リーズ・カークゲート・マーケットの外観。外から見ると、なんか百貨店みたいです。


【6月30日(日)】
 朝食も毎日美味しく食べられるのも、早起きのおかげです。そりゃ、起きてから4~5時間も経っていれば、誰でもお腹が空きますよね。

 さて今日は車は使わず徒歩で街を見て回ろうと決め、9:30頃ホテルを出ました。徐々に繁華街へ入っていたのですが、10時を過ぎてもあまり人気が無い。あれ、休みかな?って気もしたのですが、徐々に人が増えてきて12時過ぎにはすごい人に。こんな大きな街でも、だいたい日曜日は11時OPENのお店が多いようです。

 マンチェスターの街中は歴史有る建物と近代的な建物が向き合う斬新な景観です。なかでも、ロイヤル・エクスチェンジ・シアター(Royal Exchange Theatre)は昔、綿花の取引場だったことに名前を由来する劇場で、ビクトリア様式の大きな建物の中にはガラス張りの円形の劇場が浮かんだようになっていて、建物内には綿花取引ボードがそのまま残っています。

 ハードロックカフェの前にある国立サッカー博物館や巨大なショッピングセンターを見て回って気がついたら、2万歩も歩いていました。クタクタになって、昨晩と同じホテルへ戻り宿泊。

リーズ・カークゲート・マーケット内のお花屋さんと果物屋さん。ここは広いマーケットです。

リーズ・カークゲート・マーケット内のナッツやさん。可愛い店作りをしていました。


【7月1日(月)】
 最後の訪問先はリーズ北部です。昼前の約束だったので、ゆっくりホテルを出てM62で北東へ。新商品を色々見せてもらい、その中で気に入った新商品を予約発注をしてきました。秋頃に入荷予定です。

 その後、行ってみたかったリーズ市内のカークゲート・マーケットへ向かいました。このマーケットがあるリーズの繁華街は、いろんなジャンルのお店があり、なかなかおもしろく見応えあり。

 ホテルはブラッドフォード(Bladford)北部の小さな街シップレイ(Shipley)。何も知らず、ただリーズ・ブラッドフォード国際空港にほど近く、安かったため決めたのですが、実はここは2007年夏に訪問したことがある世界遺産のソルテア(Saltaire)がすぐそばだったのです。

 残念ながらこの日、女子テニスのロブソンが敗退。しかし英雄アンディは、順当に勝っていました。

リーズ・カークゲート・マーケット内のヘアサロン(中央)。他にも4~5箇所のヘアサロンがありました。

リーズ・カークゲート・マーケット内のマークス&スペンサー。はい、皆様がご存じのマークス&スペンサー

リーズ・カークゲート・マーケット内で出店してみませんか?当社にはちょっと無理かな(汗


【7月2日(火)】
 予備日として考えてた日ですが、結局業務の追加は無く、仮に考えていたヨーク(York)を訪問することにしました。しかし今日の天気予報は午後から本格的に雨がふるようでしたので、午前中に外を見てまわることにしました。

 約1時間車を走らせるとヨークに到着です。実はこの市内で、どうしてもある場所を実際に見たかったところがありました。そこは当社で輸入しているポストカードの中でも人気のヨークの街景色なのです。ひたすら歩くこと30分。見つけました!

 その後、お昼頃に小雨が降ってきたので、市内観光は終了し、国立鉄道博物館を見学。外に出ると、もう雨は降っていませんでした。結局、この日も一昨日に引き続き2万歩達成。

 安全運転を心がけて、ブラッドフォードの同じホテルに戻りました。

リーズ・カークゲート・マーケットの外にもマーケット。ここは、すごいものも売っていました(笑)

リーズ・カークゲート・マーケットの外のマーケット。地べたに商品を陳列で正真正銘の青空マーケット。

リーズ・カークゲート・マーケットの外のマーケット。出店者数も半端ない。でも空きも半端ない。広いんです(笑)


【7月3日(水)】
 さて、帰国のフライトです。今回はメルマガ限定者様へのお土産を購入したので、荷物が結構重たくなりました。昨晩、中身が壊れないようにスーツケースに梱包しておきましたが、ちょっと心配。

 朝9時発のフライトなので、軽く朝食を食べてすぐに7時前にホテルを出発。途中ガソリンを入れてから空港内でレンタカーを返却。今回も無事故、無違反で何事も無く返すことができました。

 リーズ・ブラッドフォード国際空港~アムステルダム~成田空港へ。

リーズ・カークゲート・マーケットの外のマーケット。アイスクリームを売っているこの車。マリオでしょ!(笑)

ヨーク市内で歩き回って探した風景。ちょっと工事中でした。実は当社で販売しているポストカードの風景と同じなんです。


【7月4日(木)】
 帰りの機内では、いつも「やっと帰られる」という思いと「もう終わってしまった」という複雑な心境です。無事に成田空港に到着。


余談・・・
 聞いた話ですが、ロンドンでの盗難事件についてお知らせします。現地で働く日本人(現地の方とご結婚なさっていて、海外赴任ではなく現地の一般採用で既に十数年働いている方)の実体験です。

 先月バッグを盗難されたそうです。ロンドン市内のバーで、丸テーブルに4つ椅子があり、そこに2人で向かい合って座って飲んでいたそうです。左横の椅子にバックを置いておいたら、2組の男にサッと持って行かれたのです。すぐに追いかけたのだが、二手に分かれて逃げられたそうです。

 1ヶ月経っても、もちろん何も出てきてないそうです。カードや現金、携帯電話などが入っていて、止められるモノはすぐに全て止めたそうですが、あとの手続きが大変だったそうです。

 バッグや鞄は肌身離さず持っていた方が良いですよ。あと旅行には良い洋服やバッグ、財布など必要ないので、安物でそろえた方が狙われにくいです。出張中に日本人観光客を見かけると、よくブランドモノが大好きそうに歩いてらっしゃるので要注意ですね。今回も多くのビトン族を見かけました。ちなみに私は出張には捨てても良いようなものしか持って行きません。といっても高級ブランド品など持っていないので、普段どおりなのですけど。

 私も英国出張は慣れたものと自信がありましたが、現地在住の方でさえ被害に遭うほどの街だと恐ろしくなりました。日本とは違いますね。皆様も楽しい旅行になるよう、気をつけて下さいね。